能登半島地震 津波被害のあった能登町白丸でのお手伝い

こんばんは!healing salon ふじの癒

舟迫尚子(ふなばさま なおこ)です


先週は能登半島に2回目の

災害ボランティアのお手伝いでいきました


今回のお手伝い先は

津波の被害にあわれた能登町白丸地区

この日は津波がきたとは思えない

沖縄みたいな日本海が広がっていました


この風景だけ見ると、普段は海の恵を感じて

長閑な時間が流れていたのではないかと思う



背を向けた後ろの光景は

突然来た1/1の地震直後4m以上の津波によって

1階がぶち抜かれたり流された家が多数

この真逆の光景の間に立って

自然の豊かさと荒々しさ

そこに生かされている人

自分の身に起きたら

どう選択するんだろうと考えてしまいました


今回は床下の泥出しのご依頼

周りが津波で倒壊し解体されようとしている中

築40年ではありましたがしっかり建っていて

ご依頼者は「再び住む」ことを選択されていました

床下に津波堆積物が堆積

秋田や茂原の水害のように泥だらけを想定して

ツナギと懐中電灯、長靴を持って行きましたが

3ヶ月も経ち風通しも良かったのか

乾いて淘汰された砂が堆積してました


その砂を土嚢袋に詰めて出し

塩水には浸かった床下の金具の拭き掃除も行いました


先輩方によると

秋田とかが難易度10だったら今回は3程度だそう

水に濡れてない分、砂は重くなく

床下の開口はたくさんあって閉鎖感はあまりなく

たまに海からの潮の香りがして

衛生的にもあまり問題なさそうで

床下もぐり初めての私でも

恐怖心はなくお手伝いできたと思います


最後の方で口数少なかったお母様が

2Fにある本を息子さんが取りに来るので1Fに下ろして欲しいと

援人の女性先輩がニーズを聞き出してくださったので

それに加わりました


最後、2Fから階段を土足で上がってしまっているので

箒で履いて掃除してると


お母様の方から話し出してお話しが止まらず

本当にこの家に愛着を持っていて


築40年でも守ってくれた

こんなに綺麗してもらって美人さんになった


とおっしゃって

心が軽くなられてるのを感じました



帰りは震災直後から気になっていた

能登町真脇にある

🥯AYAKO’S KITCHEN☕️マッハコーヒーさんで

焙煎珈琲とベーグルサンドいただきました


珈琲豆は早くから全国ネット販売

ご自身も被災されたと思うんですが

売上25%を寄付されています

また各地の避難所にも周って珈琲を淹れています

古民家を綺麗にリノベされてて

落ち着いてご飯が食べれそう


あやこさんのベーグルサンドを美味しくいただき

淹れたての真脇ブレンド☕️も堪能


味見させていただいたエチオピアのグジは

今まで酸味のある珈琲は苦手だった私でも

なんかフルーティで美味しい!お土産として購入しました


珈琲バックも色々とあり

能登で有名な🦑イカキングのコーヒーバッグは

半分カフェインレスのお豆を使ってるから

トイレ近くなりにくいようにと

避難されている方々への思いやりも感じられました


近くに行かれる方、是非寄ってみてください

そして全国にいる皆さんもお豆が購入できます〜

https://www.instagram.com/machcoffee_mawaki/


3ヶ月が経ちました

まだ炊き出しをされている所もあります

ようやくこのようなお片付けも始まったばかりです


これまでの震災と比べると異例な遅さとのことです

少しでも早く被災者の皆さんが安心して暮らせますように

微力ではありますが、お手伝いを続けていこうと思います

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